下がった歯ぐきの移植・形成 手術

今日は歯ぐきの移植手術のご紹介です。
（手術と聞くと、なんだか怖いかんじがしますよね。でも小手術なのご安心ください）。

ブラッシング圧や加齢、かみ合わせの力などで退縮してしまった歯ぐきを、上顎から組織を移植し、再生させる治療法です。
局部麻酔下で、１～２時間程度で終了です。

歯ぐきの高さがそろえば、ご家庭での歯ブラシを使ったメンテナンスも容易になりますね。
ご自身でメンテナンスしやすい口腔環境作りが大切です。

咬み合せの力などによって、歯ぐきが下がり、歯の根が見えてきたり清掃が難しくなったりします。歯がしみる原因にもなりやすいです。
術前は左上の糸きり歯（犬歯）の歯ぐきが下がり、歯の根の部分も磨り減ってきています。
術後はきれいに歯ぐきも上がった状態になりました。

歯ぐきの形成・再生・整形のページはこちら

加齢や歯周病、誤ったブラッシングにより歯ぐきは痩せ下がります。
歯ぐきが下がることにより露出した根面はブラッシングも難しく、虫歯になりやすいです。
下がった歯ぐきはご自身の歯ぐきの移植によりボリュームを取り戻すことができます。

術前

右下の犬歯部分の歯ぐきが下がり、虫歯の治療をしていますが、二次的な虫歯を作ってしまい、再治療が必要になっています。

術後

歯ぐきの位置が隣の歯と同じレベルになりました。
虫歯の悪い部分も取り除き、歯ぐきの整形により管理のしやすい環境を作ることができます。

歯茎の 再生 整形については以下のページよりご覧いただけます。
http://www.blancetbeau.com/haguki/

歯ぐきの治療

術前

術後

歯がしみる症状や見た目が改善されました